みなさんこんにちは。新刊のおしらせです。
7月1日に、『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』(監修:石井礼花、濱田純子)が発行されます。

こんなお悩み、ありませんか……?
□ 子どもが全然、言うことをきかない
□ つい、怒ってしまう
□ 何とかしたいけど、何をしていいかわからない
本書は、医療機関でADHD(注意欠陥多動症)の治療として行われる行動療法的ペアレントトレーニングに参加する方のためのテキストです。
巻末には、ロールプレイ映像やワークシートなど、役立つアイテムへの専用リンクも掲載されています!
行動療法的ペアレントトレーニングは、行動療法の理論を基本とし、親に対して行うトレーニングです。子どもの行動に焦点を当て、「肯定的な注目の仕方(ほめ方)」、「注目を取り去る」という手法、また「指示の出し方」などを学ぶものです。 注意欠如多動症のエビデンスがある治療として国際的に推奨されています。 本トレーニングは、10回を1クールとし、講義とロールプレイで学んだことを家庭で宿題として実践する形式です。 このテキストブックは、医療機関で注意欠如多動症の治療として行動療法的ペアレントトレーニングを行う際に、参加者の方が、実施者養成研修を受講され十分な専門性を持ったファシリテーターの指導のもとで使用するために作成したものです。 家でリラックスした気持ちで手に取っていただけることを願いまして、本テキストブックは絵本をイメージした作りになっています。いつも傍に置いていただけると嬉しいです。
「はじめに」より
『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』目次

第1回 行動を3種類に分ける
第2回 してほしい行動に注目する
第3回 ほめることを習慣にする
第4回 してほしくない行動への注目を取り去る
第5回 注目を取り去る計画を立てておく
第6回 指示の出し方
第7回 ほめほめ表の作り方
第8回 ほめほめ表の実践 限界設定のルールを提示する
第9回 環境調整
第10回 ふりかえり
『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』特徴
しっかりとした研究に裏付けされた信頼のおける教材であることはもちろんのこと、みんなで一緒に船に乗って航海する物語を進んでいけるよう、全章を通して「絵本」のようなつくりになっています。




本文のみならず、章ごとの扉や、章の間に挿入されているNOTEスペースにも、とても可愛らしいイラストが添えられています。癒されながら、穏やかな温かい気持ちでトレーニングを進めていきましょう。
『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』監修者
・石井礼花(東京医科大学精神医学分野、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所知的・発達障害研究部、東京大学医学部附属病院こころの発達診療部)
・濱田純子(東京大学医学部附属病院こころの発達診療部)
※ 所属・肩書きは発行当時のものであり、変わることがあります。
『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』挿画家一覧
・あきのはるの(カバーイラスト含む) ・上田恵子 ・たがねつくし ・西嶋ヨーコ ・松本えつを[以上、ウーマンクリエイターズバンク]
『ほめてそだてる 行動療法的ペアレントトレーニング テキストブック』仕様
・A4判型、本文84ページ、全ページフルカラー
・ISBN978-4-8244-0131-1 C1037 ¥3200E
・定価3,520円(本体3,200円+税10%)
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